現代人の間違った食生活を陰陽五行説で斬る⑨

公開日: : 最終更新日:2014/09/25 東洋医学でうつ病は改善できる理由

現代人の間違った食生活を陰陽五行説で斬る⑨

うつ病はまさに現代病であるが、現代人と古(いにしえ)の人たちとの違いって何であろうか?

違いは何って同じところを探す方が難しい、というツッコミが入りそうであるが、現代人も昔の人も同じ人間であり、そして脈々と遺伝してきているものがあるはずなのである。

すると、やはり人間が一日3回摂取するエネルギーの源、食事が、その違いに影響していると誰もが想像するのではないだろうか。

さて「現代人の食生活、10の誤り」と題してシリーズ化してきたが、残すところあと2回!になってしまった。

  1. 朝食のとり方が少ない。

  2. 間食と夜食が多い。

  3. 糖分、脂肪が多い。

  4. インスタント食品、スナック食品が多い。

  5. 食物繊維が不足している。

  6. カルシウムが足りない(×)

  7. ビタミンB2が不足気味(×)

  8. 肉類が多く、魚が不足。

  9. 塩分摂取が過剰である。

  10. 偏食の人が多い。

本日はNo.9の「塩分摂取が過剰である」ということについて考えてみたい。

厚生労働省が推奨する成人が1日に摂取する塩分量は、男性が10g未満、女性が8g未満とされている。

しかし、現代人は塩分を1日12~15g摂取しているので過剰とされるわけだ。

塩分が過剰であれば血圧が上がる、と連想するだろうが、日本高血圧学会では塩分を1日6g未満にすることを推奨している(苦笑)。

じゃあ現代人は塩分を本当に摂りすぎなのだろうか?そして塩分はどのくらい摂るのが理想的なのだろうか?

その昔、塩は貴重品とされ、なかなか取れないものであり、現代のように過剰摂取などは考えられなかった。

その時代に創られた陰陽五行説は、やはり塩が過剰であるという前提はそこにはなく、塩は腎に良いので摂取すべし、としているのだ。

しかし、時は現代になり、昭和の時代なら漬物や干物に塩分は多く含まれ、平成に入るとジャンクフードやスナック菓子に塩分は過剰に含まれている。

その結果、塩分が問題となるに至ってしまった、本来塩自体は悪いものではないのに・・・。

じゃあ我々どうすれば良いのだろうか?塩をとるのをなるべく我慢することに終始すべきなのか?

いやいや、まずすべきなのは、腎の強化である。

腎さえ丈夫であれば、多少塩分を摂ってもしっかりと全身を巡らし、排出してくれるので問題となることはない。

次にすべきことは、自身の体質にあった食事を強化することである。

自身の体質にあった食事を陰陽五行説に基づいて行えば、自ずと塩分が過剰になることはない。むしろ当初は味気ないと感じるくらいだろう。

最後にちょっとマニアックな人がすべきことは、塩選びである。

私も所属している肝臓腎臓強化部では塩について熱く語っている、「どの岩塩が体にいいのか」など互いに情報交換しているのだ。

やはり質の良い塩をとり腎を強化していれば、多少塩分を摂ってもビクともしない体になっているはずである。

最後に今日の結論として、現代人が塩分摂取が過剰であることは間違いないが、それが不健康を導いているということにはならないので「×」とさせて頂こう。

追伸

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この記事を書いた人

木村 隆
医学部在学中より中国伝統医療、東洋医学(中医学)に興味を持ち、そのセルフヘルプ効力の程に感動を覚え、独学で勉強をすすめる。

現役の「精神科専門医」として都内有名大学病院で診療・研究を続けながらも、西洋医学のみのうつ病治療、日本の漢方薬治療に不全感を感じていた。本物の東洋医学(中医学)の師となるドクターを探し求める内にマレーシアジョホールバルで東洋医学(中医学)を用いた医療活動を行っているドクター黄龍英氏の噂を聞きつけ、教えを乞うために現地に訪れる。

実際の対話後、その治療技術と見識のレベルの高さに驚愕し、以後中国伝統医療である東洋医学(中医学)を真剣に学ぶ決意を固める。何よりも沢山の患者さんに「うつ病」を改善してもらうために。

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