マクロビオティック (Macrobiotic) ではうつ病が良くならない理由

マクロビオティック (Macrobiotic) ではうつ病が良くならない理由

うつ病と陰陽五行説に基づく東洋医学の有効性について常日頃発信しているが、その中でも食事は重要な役割を果たしている。

それぞれの体質にあった、陰陽五行説に基づく食事こそが、うつ病をはじめとする多くの病を防ぐことに役立っているというわけだ。

ここで先日、私宛のメッセージをいただいたので、抜粋してご紹介したいと思う。

「陰陽五行説に基づく食事の重要性について日々参考にしております。

私はうつ病なのでマクロビオティック (Macrobiotic) を実践しているのですが、要は健康に良いものであれば何でもいいですよね?

マクロビオティック (Macrobiotic) を信じる者は救われると私は思っています」

さてこのご意見、あなたはどのようにお感じになるだろうか?

そもそもマクロビオティック (Macrobiotic) についてよく知らない方もいらっしゃると思うので、簡単におさらいしよう。

マクロビオティック (Macrobiotic) は、第二次世界大戦前後に食文化研究家の桜沢如一が考案した食生活法・食事療法と主張されるものの一種である。

玄米を主食、野菜や漬物や乾物などを副食とすることを基本とし、独自の考え方を元にして食材や調理法のバランスを考案している。

本邦を源にしたものであるが、現在ではハリウッドセレブをはじめとして多くの著名人が実践・宣伝していることより広まり、思想や信仰的な側面もあるとされている。

さて話をいただいたメッセージに戻そう。

確かに何を信じようが勝手ではあるが、折角メッセージという接点があったので私なりの見解を示してみたい。

この方のご意見である「健康に良いものであれば何でもいい」という点には、元々西洋医学の専門家である私は激しく同意する。

でもこの「健康に良いもの」というのが曲者で、西洋医学はもちろんマクロビオティック (Macrobiotic)も逆に健康を害してしまう場合があるのだ。

例えば、マクロビオティック (Macrobiotic)の基本となっている玄米。確かに有効である場合が多いが、万能ではない。

陰陽五行説に基づく東洋医学では、肝が燃えている熱型のタイプでは麦ご飯や蕎麦が主食に良いとされ、むしろ玄米は良くないケースすらある。

肝が燃えている熱型のタイプは、イライラが強く怒りっぽい性質であり、ある種のうつ病と考えられる。

このようにマクロビオティック (Macrobiotic)を実践してもうつ病が良くならないばかりか、悪化するケースすらあるのだ。

マクロビオティック (Macrobiotic)を実践している方に思い出してほしい、元々何のために始めたかということを。

それは自分の健康を維持し自分らしい人生を送るために情報を集めた結果、たまたまマクロビオティック (Macrobiotic)に出会っただけではないだろうか。

今からでも遅くはない、今日限りでマクロビオティック (Macrobiotic)を止め、陰陽五行説に基づく食事に切り替えていただくことを強くすすめずにはいられない。

追伸

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この記事を書いた人

木村 隆
医学部在学中より中国伝統医療、東洋医学(中医学)に興味を持ち、そのセルフヘルプ効力の程に感動を覚え、独学で勉強をすすめる。

現役の「精神科専門医」として都内有名大学病院で診療・研究を続けながらも、西洋医学のみのうつ病治療、日本の漢方薬治療に不全感を感じていた。本物の東洋医学(中医学)の師となるドクターを探し求める内にマレーシアジョホールバルで東洋医学(中医学)を用いた医療活動を行っているドクター黄龍英氏の噂を聞きつけ、教えを乞うために現地に訪れる。

実際の対話後、その治療技術と見識のレベルの高さに驚愕し、以後中国伝統医療である東洋医学(中医学)を真剣に学ぶ決意を固める。何よりも沢山の患者さんに「うつ病」を改善してもらうために。

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