うつ病を私がなぜ取り上げるのか

公開日: : 最終更新日:2014/05/29 東洋医学でうつ病は改善できる理由

うつ病を私がなぜ取り上げるのか

うつ病の予防・克服のための学校を運営してしばらくたつが、改めて私がなぜうつ病を取り上げるに至ったのか考えてみたい。

その前に私木村隆のことをあなたは知らないかもしれないので、ここで簡単な自己紹介をさせていただく。

私は都内某有名大学病院に勤務するキャリア10数年の精神科医であり、日々患者さんの診察や研修医・医大生の教育、そして精神科の病気についての研究を行っている。

大学病院の医師というのは、その業界でオピニオンリーダーとなることが求められ、当然自分が扱う病気の領域、私でいえば精神科について一番詳しい専門家である必要がある。

私はその使命から、日々真剣に患者さんと向き合い、過去の精神医学・心理学の偉人の書物から最先端の研究論文まで勉強し、それを診察の場のみならず教育にも存分に生かしていた。

このように毎日忙しく過ごしていると、自分のやっていることに特に疑問を抱かず、自己満足的な充実感すら味わっていたような日々を送っていたように感じる。

でもある日、そんな私が西洋医学中心の現代精神科医療に疑念を持つようになった出来事が訪れる。それはある一人の医大生からの質問だった。

私の自信を揺るがす質問とは

「木村先生、うつ病はなぜおこり、最終的にどうやって治っていくんですか?」

久々に度直球な質問だな、と感じつつ、うつ病が発症するとされる原因、そして現在最善と考えられている治療方法など一通りのことを彼に説明した。

しかし、彼は納得しないように首をかしげながら、次のように意見を畳みかけてきた。

「つまり、うつ病の原因はあまり関係なく薬を投与するだけなんですね。薬が効かねければタイプの違う薬に変えていくだけ。誰でもできそうな治療ですね」

彼の少し失礼な言い分に指導医である私は正直カチンときたが、ここは大人の対応をしなければと思い、彼を諭すように私は説明を続けた。

うつ病の診断には精神科医としての経験が必要なこと、薬の選択や量の調節にはベテランのサジ加減が重要なこと、薬の効果を最大限に引き出すには精神科医なりの対話が大切なこと、などなど。

でもその医大生は純粋な目をしながら、さらに次のような言葉を投げかけてきた。

「精神科医としてのやりがいはわかりますが、何かそれは科学的じゃないですね。あと結局のところ治らないうつ病の人もいるんですね」

この言葉に対し、医学はあらゆる分野において多少の違いはあれど未完成な科学であること、そしてどんな病気でも治りにくい患者さんが一定の割合で存在すること、を説明した。

その上で苦し紛れに彼に対し、「君みたいな自分の頭で考える人こそ未完成な精神科に向いているよ」と精神科に勧誘し、指導医としての面目を何とか保った?形で会話が終了した。

私に生まれた西洋医学への疑い

その後もこれまでと同じように診療・教育・研究を行っているつもりであったが、心の中では彼に突っ込まれた質問が何かモヤモヤとして残っているのであった。

それどころか彼の質問に自問自答を繰り返すうちに、それまでの思い込みのような私の自信がみるみる崩れていくのを感じながら、いろんな疑問が次々と湧いてきた。

  • うつ病の治療の第一選択は原因にかかわらずお薬となっているが、普通は違和感を感じるのでは?
  • 西洋医学的にはうつ病の原因は脳の神経伝達物質のバランスの乱れとされているが、これは本当なのか?

  • うつ病にお薬も精神療法も効かない難治性の患者さんがいるとされるが、本当に治せないのか?

  • うつ病のお薬は副作用が多種多様であるが、精神面の病気を治すために身体面の副作用で苦しむのって変じゃない?

このような疑問を日々考えていくうちに、一つのトラウマのようなものが私の頭の中によみがえってきてしまった。

私がそもそもなぜ精神科医になろうと思ったのか?そして特にうつ病の治療に力を入れるようになったのはなぜなのか?

その答えは「私の母」にあるのであるが、長くなるのでこの続きは次回に書きたいと思う。そこにはうつ病で苦しむあなたが共感する出来事が満載であり、きっと今後のうつ病を克服していくうえでためになることを約束したい。

追伸

すぐにでもうつ病を克服したい方は以下の5日間無料講座で必ず勉強していただきたい。
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この記事を書いた人

木村 隆
医学部在学中より中国伝統医療、東洋医学(中医学)に興味を持ち、そのセルフヘルプ効力の程に感動を覚え、独学で勉強をすすめる。

現役の「精神科専門医」として都内有名大学病院で診療・研究を続けながらも、西洋医学のみのうつ病治療、日本の漢方薬治療に不全感を感じていた。本物の東洋医学(中医学)の師となるドクターを探し求める内にマレーシアジョホールバルで東洋医学(中医学)を用いた医療活動を行っているドクター黄龍英氏の噂を聞きつけ、教えを乞うために現地に訪れる。

実際の対話後、その治療技術と見識のレベルの高さに驚愕し、以後中国伝統医療である東洋医学(中医学)を真剣に学ぶ決意を固める。何よりも沢山の患者さんに「うつ病」を改善してもらうために。

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